バイクのマフラーは買取に出そう!高く売却するには?
バイクのマフラーを取り替えたりバイクごと処分したくなった場合、どうすればよいのかわからないと言う人がたくさんいます。バイクのマフラーは単体で買い取ってもらうことはできるのでしょうか。また、買い取ってもらうためにはどのような方法をとれば高く売ることができるのでしょう。
バイクのマフラーは買い取ってもらえる
バイクのマフラーは買取ってもらえます。マフラーは他のバイクに流用して使うこともできますから。バイクの買取専門店で買い取ってもらうこともできますし、ネットオークションに出品することもできます。また、ネットオークション以外の個人売買という手段もあるのです。バイクのマフラーを取り替えたり、バイクごと処分したいと思った時、たいていは自分で粗大ゴミや産業廃棄物として処理することを思いつきます。しかし、これはおすすめできません。買い取ってもらえないどころか逆に産廃の費用がかかりますし、公共の破棄場まで持ち込まなければならないのです。マフラーを高額で買い取ってもらうためには押さえておきたいポイントがあります。
バイクのマフラーを買取に出すポイント
バイクのマフラーを買取に出す際のポイントについて見てみましょう。大きなポイントとして「人気ブランドかどうか確かめること」と「マフラーの状態を良好に保っておくこと」の二つがあります。具体的に見てみましょう。
■人気ブランドかどうか確かめる
人気ブランドのマフラーの場合、高性能・高品質なものが多く、人気のないブランドのマフラーよりも当然ながら高く売ることができます。日本のメーカーではヨシムラが一番人気で、利用割合は55%です。次に人気があるのがモリワキで15%、続いてスポーツ走行に特化したストライカで6%です。海外ブランドでは、アメリカのスーパートラップが11%、ヨーロッパのレーシングマフラーブランドのアクラポビッチが3%となっています。これらのブランドのものであれば高く売れる期待が大きくなるわけです。
■状態を良好に保つ
もう一つ、バイクのマフラーを高く売るポイントとしては、なるべく状態を良好に保っておく必要があるということ。マフラーは新品に近いほど高額で引き取ってもらえます。マフラーは消耗品です。これまで使用していた期間が長いほど、走行距離が長いほど、サイレンサー内部のグラスウールカーがすり切れて性能が落ちてしまいます。また、マフラー内にススがつまると、排気が悪くなり、エンジンの吹けが悪くなるのです。そのためエキゾースパイプやサイレンサー内部の掃除をしておきましょう。アルカリ性パイプ洗浄剤を使って数日間つけおきにして洗っておくのです。サビは日頃からマイクロファイバーなどの布で拭き取っておくようにしましょう。拭き取れないものは、無理して薬剤などを使って落とそうとするとかえって汚れをひどくさせてしまうことがありますので、そのままにしておきます。傷やへこみは自分で修理しようとはせずに専門家にまかせることです。では、どのような売却先があるのでしょうか。
バイクのマフラーの売却先の種類
バイクのマフラーの売却先として、「バイク買取専門業者」と「ネットオークションへの出展」と、「個人売買」とがあります。それぞれの特徴を考えてみましょう。
■買取専門業者に依頼する
買取専門業者に依頼するのは、最も多く採用されている方法で、ネットオークションに次いで買取価格が平均的に高額となっています。初心者でも手続きが簡単であり、ほぼ確実に売却することができるでしょう。また、買取専門会社による出張買取も可能ですし、宅配便で業者に送付する方法も可能です。これらの出張費や送料や査定料は無料としている業者がほとんどですし、急いでいる場合でも即日買取・即日現金化が可能となります。バイクの乗り換えに関する相談にも乗ってもらえるので大変便利です。
■ネットオークションに出品する
ネットオークションに出品する方法は、オークションに登録さえしておけば自分の希望価格で売ることができます。気軽に売買できるメリットがありますが、デメリットもあります。ある程度のネットの知識がないと出品することができません。また、配送するための梱包が難しいこともあります。マフラーの形状によっては宅配便として取り扱ってもらえないこともありますし、オイルが付着しているので可燃物とみなされて、航空便として発送できないこともあるのです。さらに、写真だけの情報なのでマフラーのエキゾーストパイプやサイレンサー内部の状態が伝わりません。車種や排気量によってマフラーの形や外径の大きさが違ってきますので搭載できるバイクが限定されます。どのタイプでもいいという訳ではありませんし、排気系部品との相性もありますので、うまく新しいバイクに搭載できたとしてもバイクの性能を落としてしまうこともありえます。こういった点で買主とトラブルとなる可能性も多々あるのです。そのうえ、売った後の商品の不備が後々発見されたりしてトラブルとなることもありえます。売り手側に悪意はなくても技術的な知識が不足するために後々隠れていた不具合が発見されるかもしれません。
■個人売買は避けたほうが無難
このような訳で、ネットオークションを含む個人売買は避けた方が無難でしょう。個人売買となるのは、たいていは一括査定サイトでの査定額に満足ができず、ネットオークションに出品するという流れになるケースが多いようです。しかし、たとえ一括サイトよりも高い価格に査定されたとしても、出品する手間や経費を考えると当初の一括サイトの査定額と大差がないことがほとんどでしょう。また、個人売買として友人や知人に売るケースもありますが、仲が良いほど人情が働いて高く売ることは難しくなるものです。さらにマフラーの取り付けに関する技術的な質問などを受けた場合、それに答えるメカニックな専門知識がなければなりません。
まとめ
マフラーは買取専門業者にバイクを売るタイミングで一緒に売るのが最も手間がかからず効率的な方法ではないでしょうか。一括比較サイトで複数の買取業者に相見積もりを提示してもらい、そこで一番高い業者にバイクとセットで売却するのが最もおすすめな方法です。