売却前にチェック!バイクを買い取ってもらう際の交渉のコツとは?

コラム | 2021-09-27

大事にしてきたバイクを手放すなら、出来るだけ高く買い取ってもらいたいもの。しかし初めての売却となると「どうやって売るのが1番いいんだろう?」「バイクを売るのに最適なタイミングってあるのかな?」などの疑問も湧いてくるでしょう。今回はそんな方のために、交渉のコツなど売却前のチェックポイントについてご紹介させていただきます。

バイクを買い取ってもらう方法の種類

バイクの買取りと一口に言っても、その方法は1つではありません。ここではまず、バイクを買い取ってもらう方法の種類からみていくことにしましょう。1つ目の方法は、友人など知り合いに売る、というものです。よく知った人であれば価格交渉などはしやすいかと思われますが、バイクに何らかの問題があった場合にはトラブルになる可能性もあります。その後の人間関係にも影響が出ますので、取引には最善の注意を払う必要があるでしょう。2つ目の方法は、ネットオークションなどを利用して売る、というものです。タイミングよくそのバイクを欲しいという人がいた場合、高値での売却が期待出来ます。しかしこちらもトラブルには気をつけなければなりませんし、運営会社に支払う手数料についても事前に考えておく必要があります。因みにメルカリ、ヤフオクを利用した場合にはどちらも10%の手数料がかかりますので忘れないようにしましょう。3つ目の方法は、バイクの販売店で下取りをしてもらう、というものです。下取りとは乗り換え予定のバイクの評価額を新しいバイクの購入費用に充てられるというシステムで、買い替えまでの手続きがひとところで済ませられるというメリットを有します。ただし、買取市場と比較すると下取り額は安いことが多い傾向にあります。4つ目はバイク買取業者にお願いする、という方法です。買取りが専門であるため査定額は高くなることが多く、おすすめの方法といえます。手続きなども代行してもらえるため安心出来ますし、どんなバイクでも買い取ってもらえる可能性があります。「出来るだけいい値段をつけて売りたい!」という希望を持つ方は、積極的に検討してみてください。

バイクを買取に出すタイミングはいつ頃がおすすめ?

バイクを売る手段がわかったところで、次に買取りに出すタイミングについて確認をしていきましょう。愛車を高く売りたいなら、最適なタイミングで買い取ってもらうことも重要です。一般的に、バイクの需要が高まるのは春から夏にかけてと言われています。通勤・通学が始まる新生活シーズンとゴールデンウィークや夏休みなどの大型連休が控えているためです。バイクの専門店はこれら繁忙期の前に在庫を確保しておこうとしますので、高値での売却を叶えたいならその時期を狙うようにしましょう。それぞれ1か月くらい前に、余裕を持って査定を申し込むようにしてください。また、軽自動車税の課税タイミングにも気をつけなければなりません。軽自動車税は4月1日の時点でバイクを所有していた人に課税されますので、迷っていると税金の支払い分出費が生まれてしまいます。早めに動き出し、春までに売ることを検討してもいいでしょう。さらに、バイクの年式は当然新しいものの方が高く売れますので、売るかどうか迷っている内に型落ち、なんてことになっては損をしてしまいます。売却の際はこれら自分のバイクの事情も考慮して、ベストな頃合いを図ってください。

バイクを買い取ってもらう際の交渉のコツ

バイクを実際に買い取ってもらうことになったら、出来るだけ高く売るための交渉も大切になってきます。最後に、この交渉のコツについても解説させていただきましょう。まず、担当してくれる査定士の方には、必ず正直に事故歴や修復歴を伝えます。隠したところでプロの目は誤魔化せませんので、しっかりと信頼関係を築くことを意識しましょう。その上で要望を伝え、必要になる書類を揃えておくなどして売却の意思を示します。本気で売りたいことが伝われば、高額査定も持ちかけてもらいやすくなるためです。他社での査定額が出ているなら、引き合いに出すのも効果的でしょう。「この価格より高値であればすぐにでも」というように、強気に条件を提示するのも高額買取りの可能性を高めてくれます。勿論、査定前にはきちんと洗車を行い、バイクの印象もよくなるようにしておきましょう。その上でメンテナンスなどが行き届いていれば価値も上がりますし、大切に扱ってきたといういいアピールにもなりますよ!

まとめ

バイクを買い取ってもらう方法はさまざまありますが、最もおすすめなのは買取業者にお願いすることです。タイミングを見計らい、出来るだけ高く売れるように意識してみてください。実際に査定に出すときには交渉のコツを抑えておくことも重要になります。是非数社に査定を頼んで比較し、それぞれの査定額も交渉材料にしていきましょう。せっかく手放す決心をしたのですから要望をしっかり伝えて交渉し、納得の売却を叶えてくださいね。