SUZUKI ジェベルを買取に出す際に知っておきたいポイント

コラム | 2021-08-20

SUZUKIジェベルは、現在は販売されていないことから中古市場で人気の車種となっています。そんなジェベルを手放すなら、できるだけ高値で買い取ってもらいたいですよね。そこで、ジェベルの買取価格の目安や高く買い取ってもらうコツなど、知っておきたいポイントをまとめてみました。愛車を手放すにはぜひ活用してくださいね。

SUZUKI ジェベルはどんな車種?

SUUZUKIジェベルは、1992年から2006年まで製造販売されていたデュアルバーパスタイプのバイクです。排気量別に125㏄、200㏄、250㏄の3タイプがあります。

ジェベルの前身はオフロードバイクDR250 S。そのため車体はオフロード仕様をベースとしていますが、ツーリングにもってこいの汎用性の高さで、絶版となった今も人気が続いています。軽い取り回しで街乗りにもちょうどよいという評価の高いバイクです。

もちろん本格オフロードで丸太を乗り越えるようなアクロバットな走行も可能。

SUZUKIジェベルはオフロードとオンロードの両方で楽しめる、数少ないバイクなのです。

ジュペルの特徴は、オフロード仕様なのにツーリングにうれしい機能が満載なこと。

特にジェベル250シリーズは、夜の林道を明るく照らす大きなヘッドライト、燃料切れの懸念を払拭してくれる大容量の燃料タンク、ツーリングの荷物を余裕で載せられるリアキャリアなど、ツアラー色も盛り込まれたバイクです。

また、ジュペル250シリーズには油冷エンジンが搭載されています。油冷エンジンのシンプルな構造は、車体の軽量化と加速の良さというメリットを生み出しました。250㏄とは思えないような高速道路での走行が可能なのも、ジュペルの大きな特徴です。

SUZUKI ジェベルの買取相場

SUZUKIジュペルの買取価格の相場は、200シリーズでは56,000ほど、250シリーズでは100,000円ほどとなっています。

250シリーズでも1995年以降のモデルであるジェベル250XCは127,000円の高値で買い取りされる可能性があります。高年式で走行距離が少ない場合、最高で225,000円の値が付いたこともあるそうなので、愛車の年式等をよくご確認ください。

高く買い取ってもらうコツ

愛車の買取査定をアップさせるには、手放す時期や日ごろの手入れなどが関係してきます。

バイクの買取査定が高まるのは、需要が多い時期です。ジェベルであれば、気持ちよくツーリングできる春ごろを目安に売却をするとよいかもしれません。

ジェベルは最新モデルでも2006年式。日ごろのこまやかな点検や手入れが高値買取にモノをいいます。点検整備記録簿の内容や適切なオイル交換、あまり乗らなくてもエンジンを定期的にかけるといった基本的な整備がされたバイクは、値が崩れにくいです。その上で、洗車やカバーの使用で車体をきれいに保っていると、高値が期待できます。

しかし、カスタムしている場合には、純正部品に戻すか、買取時に一緒に引き渡すことをおすすめします。なぜなら、中古車販売では個人の趣向が強くでているカスタム車よりもノーマル車の方が好まれる傾向があるからです。

特に、車検を通らないような少し無理のある改造や、何枚ものステッカーが車体に貼られて剥がせない、もしくは剥がしても跡に残ってしまう場合には、最高額の査定は難しいかもしれません。

ただし、ツウ好みの改造車の場合はそのままでも買取価格に影響をしないで取引できるかもしれません。一度相見積もりなどで試してみるのも手です。

最後に、車検切れや動かないバイクの場合は査定が下がる傾向があります。動かないまでも部品の欠けや破損などがある場合は、整備歴や事故歴などをまとめてくとよいでしょう。

バイクを買取に出す流れ

愛車を手放そうと思ったら、バイク買い取り業者へ連絡をします。

電話かインターネットで買い取りしてほしいバイクの車種、状態などを記載して簡易申し込みをし、実際に買取の段取りをします。

買い取り業者へバイクを持ち込む場合と自宅への出張買取があり、どちらもアポイントが必要です。査定日までに車検証と自賠責保険の証書、印鑑と身分証明書を用意しておきます。

査定は一時間程度で終わり、買取価格の提示がされます。金額に問題がなく、双方納得すれば売却になるという流れです。動かないバイクでも自宅へ引き取りに来てくれますので、安心して相談してくださいね。

また、愛車にローンが残っていても、自分名義となっていれば買取に問題はありません。売却後もローンを支払い続けるか、売却益を残りのローン返済に充てるかは自由に選ぶことができます。

まとめ

愛車のバイクを手放す際のポイントをまとめてみました。SUZUKIジェベルは本格的なオフロード走行だけでなく、ツーリングやちょっとした買い物にも使えるオールマイティなバイクです。ジェベルは生産販売が終了していることもあり、オフ車好きとツアラー好きからいまだに熱い目線を送られている車種でもあります。まだまだ乗れるジェベルをなるべく高値で売却できるように、今回の記事を参考にしてみてくださいね。