SUZUKI バンバン90を買取に出す際に知っておきたいポイント
バイクに乗られている方は、ある程度の距離を走行したり、自分の気に入ったモデルを見つけたりで新しいバイクへの買い替えを考えることもありますよね。そんな時に多くの方は古いバイクを買取に出すことを検討するのではないでしょうか。そこで今回はSUZUKIバンバン90に焦点を当てて、買取に出す際に知っておきたいポイントを解説していきます!
SUZUKI バンバン90はどんな車種?
バンバン90は1971年8月にSUZUKIから発売されました。レジャーバイクのシリーズ車種としてのちに発売されることとなる125、50、75、200らバンバンシリーズの初代モデルとして生まれた車種がこのバンバン90でした。何といっても前後の超幅広の低圧タイヤが特徴的です。正面から見ると四角いこのタイヤは「レクタングル(長四角形)」と名付けられ、この四角いタイヤのおかげで泥濘地や深い砂地などの普通のバイクではお手上げの場所でも「走れてしまう」を実現しました。フレーム内に空気入れが備わっていることで自由に空気圧の調整が可能となっています。泥濘地や深い砂地のような場所では、よりグリップさせるためにタイヤの空気圧を調整することで走行しやすくなります。そんなバンバン90ですが現在は製造されておらず販売もされていません。
SUZUKI バンバン90の買取相場
買取の際にとても気になるのが買取価格ですよね。バンバン90の買取相場について解説していきます。バンバン90の買取価格といっても買取時期や個体によって大きくばらつきがあるので一概に買取相場をいうことは難しいですが、安ければ5.5万円~、状態が良かったりして高く買い取ってもらえれば、10万円を超えるという分布の幅が大きい状況になっています。実際に買取平均価格の月別推移のグラフ(2020.3-2021.2)から見ると、年平均(9.4万円)に対して、月平均が低いときは6万円前後となっています。一方で月平均が高いときは12万円を超えるなど大きく差があることがわかります。また、買取価格分布からも買取価格には大きなばらつきがわかります。ごく一部の方のみが13万円超えで買い取られていることを考慮すれば、7万円前後で買い取ってもらえれば普通、9万円近くで買い取ってもらえればまあまあ高値と考えられるのではないでしょうか。13万円前後はあまり期待しないほうがよさそうですね。実際にバイクの状態などで2倍以上の差が出るなど大きく買取価格が上下するようですので、次の「高く買い取ってもらうコツ」を参考にしてみてください!
高く買い取ってもらうコツ
では、どのようなことを考えればより高く買い取ってくれるのでしょうか。一般的には新たに通勤・通学でバイク使用を検討し始める人が多くなる春先や、大型連休や夏休みのツーリング用でバイクを買い替える人が多い夏前は比較的高値で買取してくれる傾向にあるようです。また、年式が新しいもののほうが古いものに比べて「状態が良い」と考えられるため高値買取の傾向があります。さらに有効車検期限や自賠責保険の期限が長ければ、購入者は次回の車検まで長く乗れるということになるのでとても人気が高まります。これらのほかに、「冬季はカバーをかけて保管しておく」や「毎月洗車を欠かさず行う」や「2週間に1回以上はエンジンをかける」などの日ごろからメンテナンスを行うことで良い状態を長く保つことができ、高値買取につながります。また、需要を下げないために「改造はしない」、査定士との信頼関係を崩さないために「事故歴・修復歴は記録して伝える」、そして買取金額の希望条件や売却したい希望時期、売却する買取方法を事前に伝えることで、買取金額が極端に下がってしまうということは防ぎやすくなります。また、見積もりを出してもらうことも大切です。1社だけでなく最低でも2から5社に見積もりを出してもらうことが理想です。複数の買取業者に見積もってもらうことで、提示された買取価格が適正価格なのかどうかを見極めることができるからです。
バイクを買取に出す流れ
最後にバイクを買取に出す際の流れについて解説します。まず初めに買取申し込みフォームや電話にて買取業者に連絡をします。その後に買取希望日時の確認とともに依頼者の個人情報やバイクの車種、廃車手続きの有無など細かい確認事項の確認を行います。そしてバイクの買取担当者が引き取りに来てくれますので、手続きに必要な書類と免許証の準備を忘れずにしておいてください。引取りの際は名義人の方からの依頼以外の買取はできません。その後、手続きが完了し、各書類が郵送されてくればバイクの買取は終了となります。
まとめ
今回はSUZUKI バンバン90を買取に出す際に知っておきたいポイントについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。せっかくバイクを買取に出すのなら少しでも高く買い取ってもらいたいというのがやはり本音ですよね。日常的なバイクの扱い方から買取直前のやり取りまで、少しでも高値で買い取ってもらえる工夫というのはたくさんあるのでぜひ参考にしてみてください。そして、また自分のお気に入りのバイクを見つけてください!